睡眠

レム睡眠とノンレム睡眠って何が違うの?それぞれの特徴や睡眠の周期を解説

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  • レム睡眠とノンレム睡眠の違いがわからない
  • どっちが必要なの?と思っている

レム睡眠とノンレム睡眠の違いって分かりづらいですよね

知らなきゃ困るというものではありませんが、それぞれがどんな特徴があり、睡眠の周期の中でどんな役割をしているか理解することで、睡眠をとる意識がきっと高まると思います

ぜひ最後までご覧ください

レム睡眠とノンレム睡眠の違い

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があり

  • レム睡眠 → 主に身体の休息
  • ノンレム睡眠 → 主に脳の休息

と、それぞれ役割が違うのでどちらも必要な睡眠です

イメージしやすい動物の姿勢で違いをみてみましょう▼

引用元:お客様を快眠に導く寝具店さんわ

レム睡眠(図右)は身体の休息をしているため、全身がだらりとした姿勢で睡眠をとります

一方、ノンレム睡眠(図中央)は脳の休息をしていますが身体は起きている状態なので、ある程度姿勢を保った状態で睡眠をとります

レム睡眠の特徴

レム睡眠中は脳の指令で、眼の動きや呼吸に関する筋肉以外は全て休息状態となります

この時のピクピクする素早い眼の動きを急速眼球運動とよび

レムという名前は英語の

Rapid Eye Movement

の頭文字を合わせたものです

レム睡眠は脳が働いているため比較的眠りが浅く、睡眠全体の約25%の時間を使って、日中に蓄えた様々な情報を記憶・整理しています

なので、新しい体験が多い日はレム睡眠が増えるとも言われています

また、脳が起きている状態で外敵に反応しやすいため、爬虫類や両生類に多い古いタイプの睡眠と考えられていて

体が起きて活動しやすくするために自立神経が乱れ、血圧、脈拍、呼吸が不規則な状態になります

自立神経とは心臓の動きや呼吸など、意識的に行なっていない体の機能を制御する神経のこ

また、レム睡眠中に目が覚めると、脳が起きているが体を寝ている状態なので、この時に金縛りが起きると考えられています

ノンレム睡眠の特徴

ノンレム睡眠は脳の疲労を回復させる睡眠で、浅い睡眠から深い睡眠まで4段階あります

段階が進むごとに脳波が緩やかになり深い睡眠につきます

睡眠全体の約75%の時間を使って、一日中使い続けた脳の休息を行なっています

レム(急速眼球運動)と区別してノンレムという名前がついています

ノンレム睡眠は動物の進化の過程で大脳皮質が発達した哺乳類などに多く、新しいタイプの睡眠と考えられていて

リラックスするときに働く副交感神経が優位になるため、血圧、脈拍、呼吸も下がった状態になります

4段階のノンレム睡眠

電車での居眠りを例にした4段階のノンレム睡眠▼

  • 第一段階(入眠期)

姿勢を保っている状態で、眠りが浅いため最寄駅で降りることができる

  • 第二段階(軽睡眠期)

姿勢を保てずもたれかかっている状態だが、比較的眠りが浅いので最寄駅で降りることができる

  • 第三段階(中等度睡眠期)
    第四段階(深睡眠期)

アナウンスや軽い衝撃では目覚めないので、乗り過ごしなどがおきやすい

深い段階のノンレム睡眠では脳に溜まった老廃物が排出され、脳の疲労を回復させます

しかし、睡眠時のコンディション(室温、精神状態、寝具など)が悪いと、深い段階のノンレム睡眠ができない場合もあります

気にかけることが少ない寝具などは特に注意が必要です

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睡眠の周期

周期の構造

睡眠はレム睡眠ノンレム睡眠が組み合わさって1つの周期となっています

引用元:feely

まず浅いノンレム睡眠から始まり、時間が進むにつれ深いノンレム睡眠になっていきます

深いノンレム睡眠に到達すると、今度は浅いノンレム睡眠になり始めて、やがてレム睡眠へと切り替わります

1周期は約90分ですが時間幅は個人差があり、季節や環境などの影響によっても変化します

この2つの睡眠からなる周期を起床するまでに4〜6回繰り返されすことで、脳の休息体の休息を交互にとっています

レム睡眠とノンレム睡眠の割合

先ほどと同じ図です

引用元:feely

図からもわかる通り、深い眠りの80~90%が前半の約3時間に集中しており、後半の周期では深い睡眠の割合は減少し、浅い睡眠の割合が増加します

これは覚醒の準備だと考えられていて、この時間に目覚まし時計なんかで起きるとスッキリ目覚めることができます

こう聞くと「レム睡眠を増やすためにたくさん寝よう」と考えるかもしれませんが、睡眠時間を増やしてもレム睡眠の時間は変わらず、ノンレム睡眠の時間だけが増えると言われています

さらに、日中の運動量や精神的な負荷、年齢によってもノンレム睡眠時間は増減します

睡眠時間が不足すると・・・

こちらの図はレム睡眠を途中で中断した場合に、寝る前に記憶したことをどの程度覚えていたか表しています

睡眠時間が不足すると、後半の周期で割合の多い浅い睡眠が不足した状態になります

一説によると、レム睡眠と浅い段階のノンレム睡眠には記憶の定着をする働きがあり、短時間睡眠でこれらが不足すると、いくら新しいことを覚えても、起きたときに忘れてしまう可能性が高くなるそうです

なので、学業の面から見ても短時間睡眠ではなく、記憶の定着できる長い睡眠をとるべきなのです

夢との関係

レム睡眠とノンレム睡眠では見る夢が違うと言われています

レム睡眠で見る夢

レム睡眠中は脳が活発に動いているので夢の内容が濃く、ストーリー性がある鮮明な夢なので、目覚めたときに覚えていることが多いそうです

目覚めると「変な夢だった」と感じるのに、眠っている間に違和感を感じない理由は、レム睡眠中は論理的思考(理屈的に考える)を司る前頭葉の機能が低下するためだと考えられています

ノンレム睡眠で見る夢

ノンレム睡眠中は脳が休息している状態なので夢の内容が薄く、ストーリー性があまりないぼんやりとした夢なので、目覚めたときに覚えていることも少ないそうです

まとめ

  • レム睡眠
    ・主に身体の休息をとる
    ・身体の力を抜けていて眼球が素早く動く
    ・脳が働いていて、情報の記憶や整理をする
    ・覚醒状態に向けて呼吸数や脈拍が不規則になる
    ・起床に近づくに連れて、割合が増える
    ・内容が濃い夢を見る
  • ノンレム睡眠
    ・主に脳の休息をとる
    ・老廃物の排出など、脳の疲労回復を行う
    ・身体を起きていて、筋肉で支えられている
    ・4段階の深さがあり、深い睡眠では呼吸数や脈拍が安定して下がる
    ・眠り始めの3時間に集中していて、起床に近づくに連れて、割合が減る
    ・内容の薄い夢を見る

レム睡眠とノンレム睡眠の違い特徴、そして睡眠の周期について紹介しましたがいかがだったでしょうか

どちらか片方ではなく、2つの睡眠のバランスが重要です

睡眠時間をしっかり確保して、脳と身体をリフレッシュさせましょう

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